ユーザビリティテストへの対し方
ユーザがどう動くのか?
ウェブを制作している人間の一番知りたいところであろう。
ユーザはユーザ自身の望む情報へきちんと進むことが出来ているのか?
目にしてほしいコンテンツはちゃんとキャッチされているのか?
普段どのようにインターネットを活用しているのか?
等々が、ユーザビリティテストによって明らかにされていく。
ここで、ポイントなのは、そのユーザがすべてではない、ということだ。
つまり、ユーザが不満を言ったからといってすべてはいはい、というのもおかしいということ。
また、ありがちなのは、制作者のひとりで、「ここはひっかかるよな」と思っているところが指摘されると大きな声でそこをあとで指摘するが、そのひとりがこれは問題ないと思っているところを指摘されても往々にしてそこは無視する傾向がある。
つまり、ひとは自分のよいと思っているところを指摘されても気がつかない?ということがある。
ユーザビリティテストからいろいろなものがみえてくるけれども、本当におもしろいのは、制作者チーム内での、その結果の受け取り方である。
大事なのはすべての問題があがったものは一度考えてみる。そのあとで、もう一度練って修正等していくことであろう。わずかなの被験者のために、すべてをそこへならわせる必要はない。
もちろん、ユーザビリティテストはとても多くの情報を与えてくれるものであるが。。