ウェブを作る際には、必ず華やかなものがいい、という傾向があり、お客さんでもそのように考えている方々が多い。
ウェブを作るときに、フラッシュを入れて、とか、色を多く、とか、イメージ画像を入れて格好良く、とか。
けれども、その同じ方に、「では、サイトを見るときはいかがですか?」と訊くと、ほとんどは 「フラッシュはスキップします」「欲しい情報へ行けないとイライラします」と言ってくる。
ということはつまり、自分で作るときは格好つけたいけれども、逆の立場にたったときにはそれはいらない、ということになる。
サイトを作っているとそんな感じで、使用者であることを忘れて、また、ちょっとした貧乏根性?で、何でもありなサイトを求められることが多い。
ウェブサイトってやっぱり情報を提供する場所だからそれぞれにあった発信を考えていく必要がある。
もちろん、動きが必要なときだってもちろんある。何かの操作方法の説明や短編での動画情報などなど。
デザインか情報か、と言われれば、両方であるのはあるけれども、一般的にはデザインというのは、意味を持たない、と思われているのか格好つけだけのためであるように捉えられているのも悲しい現実。
『きれいであってしかも使いやすい』、そんなサイト作りが出来るように日々精進していくだけだ。