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November 20, 2003

ウェブデザインの値段

ものに値段があるように、今は、時間にも値段がある。

ウェブデザインを作る場合には、まだ、担当の方が値段を知らない場合が多い。なので、きちんと説明できないといけない。

「他ではこれくらい安くやってくれます」
(なら、そうすればいいでしょう、と言ったり、思ったり)
というのも安いものには、それなりの価値しかない。
たとえば、HTMLの記述が悪かったり、もっといえば、ブラウザがインターネットエクスプローラだけしか表示されないようであったり。

そういうこともきちんと考慮してデザインし、また、組み立てていく。
加えて、その説明もきちんとしていく。
これらが大切であると思うし、これらが私の価値であると思う。

たとえば、格安航空券で買った場合には、いきなり飛行機が飛ばなくなっても、チケットを売ったところへ文句を言っても意味がない。であれば、旅行代理店で買えば、それなりの対応をしてくれる。でも、旅行代理店だって、値段によってサービスの度合いが違うはずだ。

ウェブも一緒。

もしも、詳しく、ウェブデザインを知っているならば、こちらは説明も必要としないし、また、それに割く時間も少なくなるので、本当にできないところだけを、ちょこっと助けてもらえばよいのではないだろうか?

時間は、お金になっていく。情報もお金になっていく。
私が、日頃から、集めたり、学んできたものを提供するのに費やす時間が、どうして何も勉強してこなかった人間と同じにならなければならないか、疑問である。

なんとなく給料が入ってくる人間たちにはわかるまい。とくに、何か大きなものを売っている会社にいると、原価がいくらでそれに30%乗せることが規定なので、とくるけれども、その30%の仕事内容ってなんなのだろう?
説明できなひとが多いんだと思う。

けれど、私はすべてにこたえられる、少なくとも自分の値段に関しては。

値段についてみた場合に、その値段に見合うものが提供されるのか、と考えてほしい。
また、見合うものとは、デザインであり、サービスであり、知識であり、と含まれるはずだ。

ウェブデザインの値段、安い高いだけでははかれないものがあるのだ。

May 12, 2004

メールの対応

ウェブをみていて、メールで問い合わせをしてみたくなることがある。

けど、そこまで行くって結構思い切っているようないないよな。
つまり、それなりに考えてこちらからメールで問い合わせをしても返事がかえってこないっていうのは本当に多い。原則仕事をしているひとながら、相手が送ってから平日24時間以内に一報を返信するのがいいのではないだろうか?

たとえそれが、「その件については、基本的には問題ありません。ただ、詳細はまた、追って数日内にお返事します」というのでも。要するに、メールもコミュニケーションなんだから、こちらから声かけておいて、何もかえってこないと寂しいでしょ?ってことなんだね。

そのリミットはどこにあるのだろうって思うと、だいたいは一日くらいだよね。
メールを送る、翌日、返事が来ていないか、みてみる。この流れではないだろうか。企業たるものその辺をきちんとしていきたいところであるが、なかなかどうして、きちんとお返事してくれるところも少ない。

これが、アメリカだと違う。たいていはすぐに返事をしてくる。

昔あったな、「早ければ三分以内にお返事します」っていう大きな某採用会社が。しかし、結局さ、三分超えてしまったら、じゃあ、いつまで待てばいいの?ってことになるとそちらの方が不安でしょ?
であれば、せめて、「最大でも平日三日以内にはお返事します」っていうことをかけば、メールを出した方も三日以内に受け取ることができるんだってことで予測がつくし、安心すると思う。

メールのやり取りもウェブをやっていく上では重要な考えるべき課題だと思う。

September 2, 2004

スピード!スピード!スピード!

仕事のやり方にもいろいろだけど、やっぱり速い方がウェブではいい。 つくづくそれを思った二ヶ月であった。気がついたら、キーボードやマウスを動かしている方がいい。 なかなかそれがチームになるとそこに説明などもあって、大変ではあるんだけど。 想像力?っていうのはどうやって身に付くのだろう。デザインはセンスだけど、ウェブの仕事と考えるとやっぱり速さなんだ。もちろん相手の立場を想像してものを頼み、また想像して気づいたことは言われなくても片付けておく。 うーん、こういうことをしていると確かに疲れてしまうけど、仕事ってそんなものではないだろうか?無駄に、とは言わないまでも、すぐに一日二日と経つことがあるとさすがにノリもなくなってしまうこのごろ。

February 6, 2005

コミュニケーション

ユーザとのコミュニケーションがどのようにとれるのか?ということは非常に重要だ。

もちろん、その前にクライアントがいるけれども。クライアントのコミュニケーションがよければ、それだけで、よいウェブが出来そうな予感がすると思うけれども。で、最後にそれをアップしてからつながるユーザというものがいるわけだから、そこも意識したい。出てくるのは最後だけれども、ユーザについて最初に考えるのは非常に大事なこと。

管理することを重要視していてはいけない。それは、考え方としてはあとだ。

  1. ユーザの導線などの考え
  2. 管理の方法

となると思う。

ウェブデザイナーはつねにそれを提案していきたいものである。

January 12, 2006

デザインか情報か

ウェブを作る際には、必ず華やかなものがいい、という傾向があり、お客さんでもそのように考えている方々が多い。

ウェブを作るときに、フラッシュを入れて、とか、色を多く、とか、イメージ画像を入れて格好良く、とか。
けれども、その同じ方に、「では、サイトを見るときはいかがですか?」と訊くと、ほとんどは 「フラッシュはスキップします」「欲しい情報へ行けないとイライラします」と言ってくる。
ということはつまり、自分で作るときは格好つけたいけれども、逆の立場にたったときにはそれはいらない、ということになる。
サイトを作っているとそんな感じで、使用者であることを忘れて、また、ちょっとした貧乏根性?で、何でもありなサイトを求められることが多い。
ウェブサイトってやっぱり情報を提供する場所だからそれぞれにあった発信を考えていく必要がある。
もちろん、動きが必要なときだってもちろんある。何かの操作方法の説明や短編での動画情報などなど。

デザインか情報か、と言われれば、両方であるのはあるけれども、一般的にはデザインというのは、意味を持たない、と思われているのか格好つけだけのためであるように捉えられているのも悲しい現実。

『きれいであってしかも使いやすい』、そんなサイト作りが出来るように日々精進していくだけだ。

September 3, 2009

選挙とウェブ

衆議院選挙が終わりました。

公示後は更新出来ないということですけれども、それはあまりにも時代遅れなのだといろいろなところで言われているところです。

候補者の方には情報をいくらでも発信して日々の世界情勢に対するコメントや意見も出して欲しいと思っています。それはみな同じではないかと思います。ウェブで常に情報が新しくなれば人々はそこを見るようになるのではないでしょうか?

そうすればああいううるさい?演説車も必要となくなるのかな、と思ったりもします。

成熟するというのは自分で情報をきちんと吟味して判断を下すことだと思います。今までは見た目やパッと見ていいものであればだったでしょう。しかしこれからはもうすこし将来も含めた議論をとって進んでいって欲しいと思っている国民も多いのではないでしょうか?

昨今のウェブと同じで効果測定が出来るような仕組みになってくれるといいのではないでしょうか?

そうなると選挙期間中の日々の情報発信からも人柄や取り組む真剣さが伝わってくるのでは、と思います。

ただし、思うのはあまり細かいあらを探さないことが大事では、と思います。
文脈を読み、何をポイントにして行動しているのかを判断していくことが大事だと思っています。

ですので、政治活動をする方々もどう情報発信をするのかも大事ですし、いずれは活動資金もウェブから集められるとなるとウェブの恩恵を得手おもしろくなる、と思ったりするところです。

ウェブを見ることが出来ないリテラシーをどうするかということで、これだけ多くの国民がすでに日常的に使っているのであるのでそこをもっと大事に、と考えます。

May 11, 2010

ブランディングについて

よくブランディングというといかにも業界のひと、という方々が語られていて、一般に生活している方々に関係ないように思うけれどもそれはどうかなぁ、という話。

もちろんブランディングをする(ブランドイメージを向上させる(よくする、知ってもらう等))ということは、代理店だったりスペシャリストがいると思います。
けれども、そのアドバイスややり方だけでいいのかな、と思います。

<--見え方
-->イメージする(思い出す)ところ

○○社 <-- ひと

という図式は誰でも思うところですね。

そして、

△△製品 <-- ひと --> ○○社だ

と思うのだと思います。
それで、もっと踏み込むと

◇◇会社の人 <-- ひと --> ○○社(△△製品の)の方だ

と思うことも多いと思うのです。
そうなるとブランディングをよくするとかいう行為をするためには企業の中のひともみなそれくらい見られているんだ、って意識を持っているといいのではないかな、と思ったりします。私は企業の一社員に過ぎないし、と思って日常を過ごしていて、それこそ、怠けではなくて、自分勝手な行動をしているとそれらは意外と多くから見られていて、属している会社のイメージ自体も悪くすることもあるのではないかな、と思うわけです。

ですから、ブランディングをしようと思うときに、「このやり方」「このアドバイス」等だけを実践するだけではなくて、根本的に「世間から見られている」と考えて行動していることがのちのちに広がっていくようにも思います。

あまり難しいことではないと思われるかもしれませんが、外面だけをよくしようとしてもダメなのは人間関係とも同じように思いますね。
そのあたりも気をつけて行動していきたいものです。

iPadについて


昨日からiPadがいよいよ日本でも予約できるようになりました。


買おうかなぁ、と何度か思うのですが、踏みとどまっています。理由は


  • カメラがついていない

  • iBook/映画などが購入出来ない


といったところです。もちろん、ウェブを見るだけでもいいのかもしれませんし、そういうことやメールなどに特化して使っていくのもありだとは思います。けれども…


カメラがついていない

大きいからいらないというのもありでしょうけれども、カメラがついてGPSがついていたらどれだけ便利か。せっかくIPhotoにはロケーションを表示する機能もあることですしね。また、カメラは、自分撮りのようにできるといいな、と思います。そういうiPadが出てきたら母に渡せます。母は携帯電話は使いこなしていますが、あまりパソコンは使っていません。けれども、彼女にとって孫の動きを見るのに携帯電話では画面が小さいです。そこで、iPadなどで画面をみながらスカイプなどできたら便利だろうなぁ、と思うのです。


スカイプは音声だけのときには、単純に便利だな、と思っていたのですが、顔が見えると表情が見えて何よりも便利ですし、使っていて気持ちがいいです。そういったことが出来るようになるといいのにな、と思います。スカイプだけのためにノートパソコンを買って覚えてもらうのはどうかなぁ、と思います。


ここで、Ustream(英語画面であればページ下のところで日本語画面に切り替えられます)を使うのは?ということもありますが、実は会話するときには双方向見えていた方がよりスムースに行くことはこちらのパソコンと父のパソコンとのスカイプで体感しています。それで父のパソコンはノートですが、だからといって家中をぶらぶら持ち歩いて移動するには重たすぎます。

そこで、iPadなのです。

カメラがつかないかなぁ、と思うこのごろです。




iBook/映画などが購入できない

これが出来れば必ず欲しいなぁ、と思います。映画をどの部屋でも観られたらいいですよね。また、撮ってあるblu-rayディスクにあるようなものもiPadで観られれば楽ですよね(もちろん技など使えば出来ますがそういう感じではなくて簡単に)。たとえばNHK オンデマンドなども簡単に観られたらいいですよね。今日は寝室。今日は旅行先などなど。

そういうことが簡単にできればなぁ、と思うのですが、日本のiTunesストアではまだまだそこまで行かない。アメリカの番組や映画はそういうことができるのになぁ、と思うわけです。

そして、iBook。これもいま、いろいろと試行錯誤していい形ができそうですが、これらがもうちょっと一般化したらとても楽に本が読めていいのになぁ、と思っています。i文庫 HDが話題ですがここでもっといろいろな日本の書籍も購入できたらいいですよね。


以上のようなところで、また様子見をしています。

でも、何かの拍子に、ポチっとしてしまうかもしれませんね。それだけの魅力はあると思っています。


October 7, 2010

SEO対策、アクセス数だけを気にしないで…

SEO体躯、SEM対策といろいろとありますね。
何よりもアクセス数、となり、それを指標にしているところも多いと思います。
アクセスがなければ何も知られません。それは本当です。
しかし、アクセス数が増えることが重要なのかどうかは、サイトが扱っている商品/サービスによると思います。

扱っている商品/サービスを使いたい、という方にリーチできるのかどうか、が重要で誰でもいいから来てね、というのはウェブでは意味をなさないと思います。

たとえば、電動アシスト自転車(以下、電動自転車)を探している場合には、電動自転車の情報がたくさんあるところ、安いところ、サービスの良さそうなところを探しているのではないでしょうか?
折りたたみ自転車、格安自転車、を探しているわけではありませんよね。

電動自転車を扱っているウェブサイトは、「格安自転車」「折りたたみ自転車」「自転車通販」というキーワードでアクセスされても来る方の必要な情報ではない気がします。もちろん来てみたら、こんな自転車があったのか、となるのかもしれませんが、それよりは、電動自転車、その電動自転車の商品名で来てもらった方が、よく調べてもらえるし、見てもらって購入を検討してもらえるかもしれません。

電動自転車を検討している方が100人来てくれた方が、検討していない方10,000人よりも“見込み”がありそうではありませんか?

そう考えるとどうもアクセス数だけを伸ばすことがSEO対策で重要ではないとわかってくるのではないでしょうか?

重要なのは、欲しいなぁ、と思っている見込顧客をどうたくさん集められるか、ということだと思います。







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